ジェフユナイテッド市原・千葉 リザーブズチームの活動終了について
http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=7128
一概にクラブの問題だけとは言えないけれど(いぬをおいかけて。)
http://blog.livedoor.jp/mawaru123/archives/51894261.html
青天の霹靂だった。ウワサではそんな声もあったらしいけれど、自分は一切知らなかった。リザーブズの存在がどことなく宙に浮いてる感じはあったし、ここ最近のリザーブズの有体を見てると、本来リザーブズが掲げていた理念が薄らいでいた。どことなくぼんやりしていたし、どうにも収まらない中途半端な状態だったのは、余りリザーブズに目を掛けていなかったただのジェフサポの自分にも解っていた。だからこそ、存在意義を再設定さえすれば、まだ何とかなるのではないかと楽観的な考えもあったし、一方で「存在意義」とやらを再設定するには、リザーブズが当初から抱えつつも自分たちだけではどうにもならない「足枷」が邪魔であり、それを取り払うのはとても時間が掛かるし、かなり不可能に近いものであることも解ってはいた。全くもって矛盾する希望と現実を超克しなければいけなかった。
そもそもジェフリザーブズとはトップチームに対するセカンドチーム、つまり「2軍」-トップチームのレベルには達していないが、今後トップに昇格し得る選手たちの集まり-であり、時にはトップチームから修行に出された選手や、怪我から回復してきた選手の実戦感覚を取り戻すための場として位置づけられる存在であるはずだった。本来であれば、1軍と2軍の間では選手たちが頻繁に行き来するのが普通(野球のそれを見れば明らか)だが、サッカー、とりわけ日本のサッカー界においては「足枷」ゆえに頻繁な往来が出来なかった。そのため、存在意義が薄らいでしまった。
ジェフはプロリーグである「Jリーグ」にトップチームが所属し、アマチュアリーグの最高峰の「JFL」にリザーブズが所属している。ジェフのトップチームとリザーブズは本来1つの大きなチームなのだが、規定の関係で、トップチームとリザーブズはそれぞれ「別個」のチームとされている。したがって、トップチームとリザーブズとの間で選手が往来すると、「移籍」の扱いになってしまう。FIFAの規約では、同一人物が1年間に3回以上移籍することを禁止しており、先述の形態に照らすと、1往復半以上の往来は不可能になってしまう。すると、そもそも頻繁な往来を発生させづらいため、元々考えられていた1軍と2軍の関係性が成り立ちにくい制約があり、これが一番の「足枷」だった。リザーブズがJFLに昇格した当初からこの「足枷」がネックとなっていて、当時の祖母井GMが枷を外そうと動いていたはずだが、結局外せずに今に至っている。そこに加えて、2010年シーズン中にJリーグの移籍規定が海外と同様に、夏冬の2回のウィンドー内でないと移籍不可となってしまい、ますますトップチームとリザーブズとの間の往来がしにくくなった。このため、リザーブズは単なるアマチュアチームになってしまい、登録選手がトップチームに昇格することは事実上不可能になってしまった。
もし、トップチームとリザーブズが規定上も「別個」のチームとして扱われない、もしくはプロチームの所有するアマチュアチームの場合はチームとしては別個であっても、選手の往来は「移籍」としては取り扱わないような例外規定が設けられていれば、こんなことにはならなかったのではないか――そう思わずにいられない。
また、別の意味でも残念なのは、プロチームを所有するクラブが、トップチームに選手を供給するするルートの一つとして2軍チーム=アマチュアチームを持つという考えを推し進めたのが、Jリーグではジェフが初めてで、ある意味開拓者だったからである。Jクラブが所管するアマチュアチームがアマチュアリーグ最高峰たるJFLに昇格したこと自体が当時はニュースになった。これが、他クラブにおけるセカンドチーム保有の流れに棹さしたのだが、ヴォルティス・セカンドに次いで活動休止を余儀なくされたのは、本当に悲しいし、悔しい思いでいっぱいである。最近成績こそ振るわなかったが、リザーブズの存在は他クラブに対しても誇れる存在だったのだ。だからこそ、リザーブズの存在意義を再定義して継続するべきだと個人的には考えていた。けれども、フロントは取り潰しを選択した。経営環境の悪化や、資源の選択と集中ということで。
フロントの言いたいことは非常に理解できる。フロントに活動資金が余りないとは聞いているし、現に今夏の移籍マーケットで補強(補充?)したのは、新潟からレンタルしてきた大島秀夫のみである。本来なら、お金がないからこそ下部組織から引き上げをする等の策を講じなければならないのに、またもリザーブズから掬い上げることができなかった。それはリザーブズが本来の機能を果たせていないからだが、ここ数年、リザーブズの有名無実化に側方支援を行っているのは、他ならぬフロントであることを彼らは理解しているのだろうか。無論、トップチームの降格やらJ1復帰やら、優先すべき事項が多々あったのは理解できる。けれども、リザーブズを取り巻く環境を前進させることを考えずに、金銭面の判断からリザーブチームを消滅させる選択を彼らは行ったのである(金銭的側面は判断指標として非常に大きいのは承知しているが…)。
返す返すも、残念無念である。


by maechan
結局はメディアと民主党のクズ…